ハーレーの神髄

ハーレーのウインカーが点滅しなくなる原因と対処法とは

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バイクのウインカーは後続車を始め、周囲のドライバーや歩行者に自分の進行方向を教える大事な役割を持っています。トラブルが起きて正常に作動しなくなると思わぬ事故に繋がることもあるので、定期的に点検や整備を行わなければいけません。いくつかあるトラブルの原因の中でも、比較的多いと言われるのがウインカーリレーの不具合です。ウインカーリレーとはランプを点滅させることを目的としたパーツのことで、自動的にONとOFFを繰り返す仕組みになっています。このパーツが不具合を起こしてしまうと、OFFがずっと持続した状態になるので点滅させられません。このパーツは自分で修理することもできますが、小さい部品の組み立てが必要となるので細かい作業が苦手な人は業者に依頼をすることが大切です。

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ハーレーは所有者が自由にカスタマイズできるのが特徴で、市販車を購入した後に好きなパーツに交換するライダーも少なくありません。ウインカーも同様に、より明るく照らそうとワット数を交換する人がたくさんいます。ワット数の変更は、道路交通法で定められている既定の範囲を超えなければ問題ありません。しかし、この交換がトラブルの原因になることもあるので注意が必要です。それまで問題なく点滅していたのにカスタムをした直後に作動しなくなった時は、ワット数が大き過ぎる可能性があります。市販の状態では物足りずにどうしても変えたいという人は、標準サイズから徐々に上げていき、正常に作動するギリギリを見極めることがポイントです。明るさや寿命の長さが魅力のLEDライトも、バイクとの相性次第では正常に作動しないことも珍しくありません。自身のバイクがLEDに対応していない時は、素直に従来の電球を使用するのが無難です。

そのほか、片側のウインカーだけが点滅をしないトラブルもあります。どちらか一方だけの時はアースの接触不良、電球切れなどが主な原因です。これらは接触部分のチェックや交換といった対処で解決できます。