ハーレーの神髄

アメリカ人のハーレーオーナーも実は使っている日本製のヘルメットとは

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日本はハーレーオーナーの数から考えても世界的に見れば後れているのは確かですが、バイクに関わる技術は世界的にもトップクラスになっています。ハーレーオーナーの間でもだんだんと日本製のパーツについて好印象を持つ人が増えてきている状況があり、日本から輸入して日本製パーツを使ってカスタムをしているケースも多くなりました。その中でもハーレーの本拠地であるアメリカですら使っている人がかなり多いのが日本製のヘルメットです。もちろんヘルメットはハーレーに限らず、ライダーなら誰でも使えるのは確かですが、自分でカスタムしたハーレーと合わせるのに適したヘルメットとして日本製を選んでいるケースが実はアメリカ人でも多いのです。

厳密に言えば日本製のあらゆるヘルメットが人気なわけではありません。日本のメーカーにはアメリカの会社から商標を手に入れて開発やセールスなどを行っているところがいくつかあります。その中でもBELLがハーレーオーナーの間では人気が高くなっています。もともとBELLはアメリカでハーレーに合うヘルメットをいくつも開発してきていて、映画などでもよく用いられてきました。商標を手に入れた日本のメーカーでは斬新なヘルメットを作るのではなく、昔アメリカのハーレーオーナーの間で人気があったヘルメットを現状の規格に合わせて復刻版を作っています。これが今になってアメリカ人のハーレーオーナーからも注目されている理由です。

各国で定めている安全基準を満たしていないヘルメットではバイクを運転することができないので、ヘルメットの規格については気を付けなければなりません。昔のヘルメットを手に入れてもインテリアにはできてもドライブには使えない場合があるのです。ハーレーオーナーに人気だったヘルメットにはそういった仕様のものがいくつもあります。BELLの昔のヘルメットを復刻版として販売することにより、日本だけでなくアメリカでも注目されてシェアを獲得しているのが現状です。