ハーレーの神髄

ハーレーのマフラーからのうるさい音を消音する方法とは

マフラー

ハーレーの魅力と言えば、やはりあの大きさ、スピードが出ること、それから音も重要です。純正のマフラーは静かですが、社外のマフラーに交換すると音が大きくなり、迫力が出ます。でも、その結果、うるさいと思われて周囲に迷惑をかけてしまったり、車検に通らなくなったりしたら、困りますよね。そこで、マフラーの消音化についてどのようなものがあるのかをご紹介します。

まず、第一の方法として、マフラーにバッフルを取り付ける方法があります。バッフルは、排気口を狭めることによって、マフラーから出る音を抑えることができるものです。バッフルによる消音効果は抜群です。バッフルを入れて、排気口を狭めると、排気効率が悪くなり、パワーが落ちてしまうのではという心配があります。確かに、ハーレーの最大出力は数馬力落ちますが、最大出力を出すことはめったにないので、あまり心配しなくても大丈夫でしょう。バッフルの径が小さくなればなるほど消音効果は増しますが、小さすぎるとパワーが落ちてしまうし、エンジンにも負担がかかってしまうので、あまりにも小さなものは取り付けないほうが良いです。取り付け方は、マフラーを車体から外し、ヒートシールドを外します。マフラー後方部分にバッフルを取り付けているところがあるので、もともとついていたバッフルを取り外して、小径のバッフルに交換します。そして、元のようにヒートシールドを取り付けてから、マフラーを車体に取り付けます。

ハーレーダビッドソン

第二の方法として、マフラー内部の経年劣化による音を抑える方法があります。マフラーには元からグラスウールが入っていますが、それが劣化すると、音がどんどん大きくなってしまいます。そのグラスウールを交換するのです。マフラーを外して、中を分解し、劣化したグラスウールを取り外します。新しいグラスウールを巻きつけ、元に戻します。グラスウールは数千円で手に入るので、手間はかかりますが、おすすめです。