ハーレーの神髄

ブレーキレバーを交換して得られる2つのメリット

カスタムハーレー

ハーレーはアメリカのバイクなので、平均的なアメリカ人のサイズを考慮して設計されています。ですから、アメリカ人に比べて小柄な日本人が乗ると、違和感があるのは無理のないこと。とくにブレーキレバーに関しては、
「遠くて握りづらい」「重くて疲れる」「腱鞘炎になった」
という声が聞かれます。

国産バイクからハーレーに乗り換えた場合には、特に強く感じるかもしれません。もともとサイズが合ってないことに加え、長時間のツーリングや渋滞などの道路事情を考慮すると、ブレーキレバーの交換を検討したほうがいいでしょう。

ブレーキレバー交換のメリットは二つあります。一つは操作が各段にアップすること。自分の手に合ったレバーに変えることで、握り心地が楽になり、操作性も向上、体へのストレスがかなり軽くなります。なによりライディングを楽しめるようになります。

もう一つがハーレーのドレスアップ効果です。バイクのレバーは小さくはありますが、車体の上に位置するので、意外に目立つパーツ。ハーレーのボディは繊細で美しいので、カスタマイズする時には、全体の美しさも追求したいものです。ブレーキレバーを変えるなら、色にも注目しましょう。たとえば黒のハーレーには、やはり黒のレバーが違和感なくフィットします。ブレーキレバーは、アメリカ製のほか国産も販売されていますが、いずれも数千円から購入可能。マフラーやホイールを交換するよりコストを抑えながらカスタマイズできます。

ツーリング

ブレーキレバーの交換は比較的簡単で、スナップリングプライヤーがあれば、自分でできます。交換する時は、自分が握りやすい位置にレバーを調節します。レバーとグリップの握り幅の目安は、グリップに指を四本添えたとき、小指以外の三本の第一関節の位置にレバーが来ること。
調整する際は、ライディング時に近い状態にするためにグローブを装着することをおすすめします。
交換にかかる時間は10~20分くらいです。