ハーレーの神髄

フレームの錆を落として塗装する方法

美しいフレーム

ハーレーの塗装をする時、タンク部分をするだけの人が多いといわれていますが、きれいに見せるならフレーム部分の塗装も見逃せません。また、フレームまで錆落としや塗装をしておくことによって、きれいな状態で長期間乗り続けることができるといったメリットもあります。ハーレの錆を落としたり、フレーム塗装をするには、板金屋さんに頼むときれいな仕上がりになります。板金屋さんに頼む場合、大きさにもよりますが、3万から5万円ほどを見積もっておいた方がいいでしょう。しかし、道具さえあれば自分で塗装することも、もちろん可能です。

自分で塗装する場合はまず、塗料を剥がして磨いていきます。この時、剥がし残しのないようにするのがポイントです。ハーレーのフレームについた錆を落とす時は、ペーパーやブラシなどを使って磨きます。この時「ボンスター」と呼ばれる特殊鋼をウール状にカットした商品が錆取りしやすいといわれています。錆を落とすときは強く磨きすぎないように気をつけ、磨いた部分の汚れはしっかり落としておきましょう。

次に、フレームについた油分をしっかり落としていきます。油分を取ることができたら、フレームについたホコリを落とします。ここまでの下地処理は入念に行うことが大切です。そうすることで、きれいな塗装に仕上がるのです。塗装をする時は、一気に塗るのではなく何度も重ね塗りをしながら塗装をしていきます。この時、一度吹きかけた後は完全に乾くまで待つことで、ムラなく仕上げることができますし、乾いた後はその都度、油分を落とすようにしましょう。

錆がなくても塗装が剥がれるとそこから錆が発生することがあります。なので、塗装が剥がれているのを見つけた時、塗装のめくれが小さい場合はイージーリペアなどを用いてこまめに修復しておくことをおすすめします。普段の手入れを入念にしておくことが車体を錆にくくさせて、きれいな車体を維持するポイントです。