心配性のハーレーオーナーには日本製パーツをおすすめする理由
ハーレーのパーツを購入するときにはアメリカ製やヨーロッパ製のものを選びたいと考える人もいますが、ハーレーの人気の影響を受けて日本製のパーツも生まれてきています。
日本製と海外製にはそれぞれメリットもデメリットもあるのでどちらを選ぶのが良いかは考え方次第です。ハーレーオーナーとしてどのようにしたいかをよく考えて選ぶのが大切ですが、もし心配性だという認識があるのなら日本製を使用するのがおすすめです。何かトラブルがあったら困る、悩んだときにどうしたら良いかがわかりやすい方が良い、海外製よりも日本製の方が信頼できる気がするというオーナーも日本製のパーツを選んだ方が良いでしょう。
日本製のパーツを選ぶメリットは、メーカーが国内に拠点を持っていることです。ハーレーパーツを買ったときに典型的なトラブルとして挙げられるのが、取り付けようとしたけれど不具合があってできなかった、パーツを交換して走行していたら問題が発生したというものです。このようなトラブルが発生したときに海外製のパーツを使っていると、海外のメーカーに問い合わせることになってしまいます。語学に強くなければならないだけでなく、連絡を取るにも時差があるので大変になりがちで、対応も遅くなってしまうのが一般的です。
このようなトラブルを懸念する人は日本製のパーツを選んでおけば安心できるでしょう。
もう一つの理由として挙げられるのが品質に対する意識の強さです。日本ではトラブルが起こらないように品質管理体制を十分に整えているのが一般的です。しかし、海外では必ずしも品質管理が行き届いていないこともあるのが問題点で、劣悪品が手元に届いてしまうリスクがないわけではありません。
有名な一流メーカーのパーツを選べば問題が起こるリスクは低いですが、安価な商品の提供を重視しているメーカーでは点検を疎かにしている可能性もあるので心配性なら避けて通った方が安心です。
ハーレーでエンジンがかからない考えられる原因と対処法
バイクで使われるパーツの多くは消耗品のため、長年の使用に伴って徐々に劣化して行きます。
劣化したパーツをそのまま使い続けると思わぬトラブルに見舞われることもあるので注意が必要です。
ハーレーで比較的多いとされるエンジントラブルも、こうしたパーツの劣化が原因というケースは珍しくありません。いつも通りの手順を踏んでいるのにエンジンがかからない時に、最初にチェックするのがプラグです。ハーレーはエンジンに備え付けられている点火プラグと呼ばれるパーツを電気的にスパークさせて着火させる仕組みとなっています。このプラグは先端が白で乾いている状態が正常です。チェックをした時にガソリンやオイルによって湿っていたり、先端が黒くなっていると火花を飛ばすことができません。その場合は、新しいプラグに交換をすることで問題を解決できます。
プラグ以外のエンジントラブルとして挙げられるのが、ガソリンの問題です。ハーレーに限らずバイクは長期間放置をしたままでいるとタンク内のガソリンが徐々に気化していきます。
半年や1年といった長い期間乗らずにいたことでいざ乗ろうとしたらガソリンが空になっていた事例は少なくありません。ガソリンが入っていなければ当然エンジンをかけることはできません。その場合は近くのスタンドまで持っていって給油をする必要があります。タンク内にガソリンが入っている状態でかからない時に考えられるのが燃料詰まりです。これはキャブレター車特有のトラブルで、長年の使用でフィルターにゴミが付着したりするとタンクから正常にガソリンを供給できなくなります。キャブレターのフロート室への流れを確認して、流れていなければ綺麗に清掃をしなくてはいけません。
その他、初心者に多いミスの一つにキルスイッチの切り替えがあります。電源を遮断してエンジンを停止させるキルスイッチがOFFになっているといくらセルを回してもかからないので、ONになっているかを確かめなくてはいけません。